神社で使う言葉の意味をご紹介~安心して式の日を迎えるために
前回の記事で神前結婚式の式次第をご紹介しましたが、神社で使われる言葉には聞きなれないものも多いですよね。
ひとつひとつの言葉の意味がわかると、安心して式の日を迎えられますし、結婚式の感動もより大きくなると思います。そこで今回は、一般的には聞きなじみがないけれど、神社では良く使われる言葉についてご紹介いたします。
【前回の記事はこちら】
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修祓(しゅばつ)とは
祭儀を始めるにあたり、心身の罪穢(つみけがれ)を祓(はら)うこと、つまりお祓いのことを「修祓」といいます。
まず神職が祓詞(はらえことば)を奏上し、そのあとに祭典に参列している人たち全員がお祓いを受けます。
神饌(しんせん)とは
「神に供える飲食の総称。古くはミケという。古くから神の出現・降臨を願い、神饌を供えて神をもてなし、しばしば神人共食つまり神と人が共に食事をするというのが祭りの特徴とされる。」(出典:神道事典 國學院大學日本文化研究編)とあるように、祭儀の際に神様にお供えするものを「神饌」といいます。
酒・米・水・塩をはじめ、海菜や野菜など海のもの山のものを、三方という四角の折敷(おしき)の下に台がついた祭具の上にのせてお供えします。
祝詞(のりと)とは
「祝詞」とは、祭儀の際に神職が神様に奏上する独特の文体をそなえた言葉です。
その起源は古く、記紀神話にも、天照大御神がお隠れになられた天の岩屋の前で天津児屋根命(あまつこやねのみこと)が祝詞を奏上したことが見られます。
日本は“言霊の幸う国”とも称されるように、言葉に対する信仰が見られます。こうした信仰が根底にあるため、祝詞は優美で荘厳な言い回しを使い丁寧に奏上されます。
玉串(たまぐし)とは
「玉串」とは神前にお供えする榊(さかき)の枝のことで、神饌と同様に神様に奉るものです。
しかし、内容的には神饌とは異なり、玉串拝礼という形で自らの気持ちをこめて供えます。もちろん、神饌も心をこめてお供えをしますが、玉串は祭典の中で捧げて拝礼する作法を伴うことから、格別な意味を有するものであることが分かります。
神社で執り行われる神前結婚式は、少し敷居が高いと感じる方もいるかもしれません。しかし、日本では、安産祈願にはじまり、生まれて初めての初宮参り、成長を奉告する七五三と、命を授かったときから神様に祈りを捧げる慣わしがあります。
また、初詣や合格祈願、厄除けなどで神社に参拝する方も多く、日々の暮らしのなかにも神様にまつわる習慣は少なくありません。
随所に日本の文化が感じられる神社での結婚式。
非日常空間で晴れの日にふさわしい一日を迎えませんか。おふたりはもちろん、参列者の皆様の記憶にも残る最良の日となるでしょう。
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